給水設備濾過槽の改修工事
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水道組合の給水設備濾過槽の配管が劣化し、水漏れを起こしているのでその改修工事をすることになった。
給水設備は、井戸からポンプで汲み上げた水を濾過槽を通して貯水槽に送り、貯水槽から各家庭へ送水している。
濾過槽は2槽あり、片方はすでに配管から水漏れを起こして使っていなかった。
そこでまず使っていないほうの濾過槽の改修工事を行い、稼働中の濾過槽は次回の工事となった。
濾過槽の設計図はあるが、現物とはどうも微妙に違っているようなので現物を見ながら工事を進めていく。
濾過槽といっても井戸から汲み上げた水はそのまま飲めるほどきれいで、たまに出る濁りをろ過するだけなので構造もいたってシンプル、砂利と砂のみの簡易濾過装置に過ぎない。
作業はまず、濾過槽内の砂の上部分を取り除き、中央部を掘り下げて集水部を露出させる。
次に濾過槽の外側を掘り下げ給水の鋼管を切り取る。
この鋼管もさびてしまっているので、この鋼管の中に塩ビ管を通して濾過槽の中をモルタルで固め水漏れしないようにする。
濾過槽の外から水抜きのドレインと貯水槽への配管を繋ぐ。
ドレインのバルブに太い塩ビ管をかぶせモルタルで固めた後埋め戻す。
濾過槽の中の砂利と砂を元に戻しきれいにならしておく。
次は崩した石垣の修復作業だ。
大きな石をワイヤーロープを使ってユンボで吊り上げ、石の形を見ながら積み上げていく。
下のほうは大きな石、上へ行く程小さな石と形を考えながらきれいに、崩れないように積み上げていく。
作業を見ていると職人技だ^^
作業にかかわったのは水道組合の有志で、左官屋さん、水道屋さんなどもおり、ユンボの運転もプロだ。
近い将来もうひとつの浄化槽の工事があるので今回はここまで、あとはモルタルが固まり次第濾過のテストをするので本番はもう少し先。
この工事に丸2日かかった^^;